NTT西日本は12月19日,同社のIP電話サービス「ひかり電話」のユーザー(オフィスタイプとビジネスタイプを含む)向けに,障害の発生や回復状況をメールで通知する「故障情報お知らせメール」を発表した。今年の春や10月に起こした大規模障害で顧客から寄せられた要望の一つ「故障の迅速な通知」に応えたもの。まず2007年1月10日から大阪府のユーザーを対象に開始し,対象エリアを順次拡大していく。

 故障情報お知らせメールでは,あらかじめ登録したユーザーに故障の発生やその後の復旧状況を配信する。具体的には,故障の発生時刻や故障状況,影響範囲,故障原因,回復時刻などで,障害時に同社の公式ホームページに掲載するものとほぼ同じ。故障の対象エリアは西日本エリア共通か,30府県を個々に選択する形式になっている。メールを受信する時間帯も「昼間」(午前8時~午後7時),「夜間」(午後7時~午後11時),「深夜・早朝」(午後11時~午前8時)の3パターンを選べる(複数選択も可)。