NTT東日本の電力線通信アダプター「PN-100HD-S」。開発元は不明。外観は松下電器産業の製品に似ている
NTT東日本の電力線通信アダプター「PN-100HD-S」。開発元は不明。外観は松下電器産業の製品に似ている
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 NTT東日本は2006年12月15日、電力線通信アダプター「PN-100HD-S」を12月19日から発売すると発表した。価格は2台セットで2万3100円。キャンペーンとして、先着500セットは約半額の1万500円で販売する。販売対象は、同社の提供するFTTH(光ファイバーを使ったインターネット接続回線)サービスを利用中、もしくは新規に契約するユーザー。導入後、使用感に関するアンケートに答えることも販売の条件となっている。

 購入申し込みは、19日の午前9時より専用の電話窓口(TEL:0120-777442)で受け付ける。同様のキャンペーンは、KDDIも自社のFTTHユーザー向けに開始済み。KDDIの場合は2台1万3800円で、キャンペーン価格で比べるとNTT東日本の方が安い。

 電力線通信アダプターは、12月9日に松下電器産業が個人向け製品を出荷しているが、店頭では品薄で、入手しづらい状況が続いている。大手家電量販店のヨドバシカメラやビックカメラの場合、オンラインショップでも在庫切れにより販売を休止中。なお、既に販売中のKDDIは「現時点で、まだ優待販売キャンペーンに申し込むことが可能」(広報部)という。