ソフトバンクモバイルは2006年12月14日,高速パケット伝送方式「HSDPA」に対応した第3世代移動通信(3G)サービス用の携帯電話機「SoftBank 709SC」を,12月下旬にも発売すると発表した。同社が提供するHSDPA対応端末としては2機種目に当たり,厚さを12.9mmと薄くした点が特徴である。

今回の端末は,楽曲配信サービス「着うたフル」や動画配信サービスにユーザーが使うことを想定している。ソフトバンクモバイルは下り(基地局から端末の方向)の最大伝送速度が3.6Mb/sのHSDPA方式を採用しているが,新端末では最大1.8Mb/sの速度を利用可能とする。