メディアスティックは12月13日,アクセスしているWebサイトが本物かどうかをユーザーが携帯電話を使って確認できる「フィッシングサイトチェックASPサービス」を開始した。二次元コードを使用することが特徴。サービスの提供対象はECサイトなどの運営企業・組織。

 同サービスを利用するWebサイトでは,メディアスティックのサーバーから送信される二次元コードをWebページ中に表示させる。ユーザーがパソコン画面上に表示されたその二次元コードをQRコード対応の携帯電話で読み込むと,確認用サーバーのURLが表示される(URLは毎回異なる)。

 メディアスティックのサーバーに“合言葉”を登録しているユーザーの場合には,合言葉の登録時に使用した携帯電話でこのURLにアクセスすると,合言葉とそのWebページのURLが表示される。これによりユーザーは,そのWebサイトが本物であることを確認できるという。

 同サービスでは2つのプランを用意。携帯画面の表示にメディアスティックのロゴを使用するプランでは,初期導入費用が二次元コード1つあたり18万円,登録更新費用(1年ごとに更新)が18万円で,年間使用料は無料。ユーザー数は10万人まで。

 サービス利用企業のロゴを表示させるプランでは,年間使用料が10万ユーザーまでで120万円,30万ユーザーまでで240万円,ユーザー数無制限は480万円。

「フィッシングサイトチェックASPサービス」の解説ページ