KDDIは2006年12月12日,日ロ間に海底ケーブルを建設することでロシアの大手通信事業者であるRostelecom と合意したと発表した。両社は共同で建設を進め,2008年3月までの完成を目指す。日ロ間を2ルートの海底ケーブルで結ぶ構成になる。一方のルートに障害が発生しても,瞬時にもう一方のルートに切り替えられるようにすることで,信頼性を高めるという。

 KDDIは現在,日ロ間を結ぶ唯一の海底ケーブルを運用している。しかし最近,日ロ間の通信需要が高まっているため,今回新たな海底ケーブルを建設することにした。