MC-240
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アイ・ビー・エス・ジャパンは，手のひらに乗る小型軽量なシンクライアント端末「MC-240」（miniClient）を，2006年12月11日に出荷した。画面を遠隔操作する無償ソフト「VNC」（Virtual Network Computing）を採用している。価格は3万5595円。
MC-240は，外形寸法が83×58×24.3ミリ・メートルで重量が70グラムと小型軽量なシンクライアント端末。VNCのクライアント機能を搭載し，TCP/IPネットワークを経由して，VNCサーバー・ソフトを導入した任意のコンピュータの画面操作が可能。製品パッケージにはWindows Mobile 5.0搭載のモバイル端末を操作するための「Mobile VNC Server」が付属する。
主なハードウエア仕様は以下の通り。画面出力はD-Sub 15ピン形状のアナログVGAポートを1基。出力解像度と色数は，1024×768ドット（16ビット擬似カラー），800×600ドット（16ビット），640×480ドット（16ビット）。ネットワーク接続は，RJ-45形状の100BASE-TX/10BASE-Tポートを1基。キーボード/マウスなど外部周辺機器接続用は，USB 2.0ポートを2基。USBを経由して無線LAN製品を使うことも可能。CPUは，組み込み用途向けのRISCプロセッサ，メモリーは64MバイトのSDRAMと8Mバイトのフラッシュ・メモリーを搭載する。
