NECトータルインテグレーションサービス(NTIS)とIDSシェアー・ジャパンは12月8日、日本版SOX法(J-SOX)に対応する際の文書化作業を支援するツール「CGAA/IC(Internal Control)」の出荷を開始した。文書化は、内部統制の整備・運用状況に関する監査の際に必要になる、業務フロー図やRCM(リスク・コントロール・マトリックス)といった文書を作成する作業のこと。同ツールを利用した場合、文書化の範囲や事業の複雑さによって異なるが、「早ければ3カ月で文書化作業が終了する」(NTIS)という。
CGAA/ICは、IDSシェアー・ジャパンのBPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)ソフト「ARIS Business Architect」および文書管理ツール「ARIS Audit Manager」と、NTISが作成した文書化用のテンプレート(ひな型)を組み合わせたもの。日本版SOX法対応の初年度で最も時間がかかるといわれる、文書化の作業を効率化するのが狙いだ。
テンプレートは、文書化の範囲の決め方や文書の書き方を示すほか、「どのような粒度で、業務フロー図を記述すべきか」、「サブプロセスをどの範囲まで記述すればよいか」などに関するガイダンスや、業務フロー図の見本などを提供している。ARISの機能を使って業務フロー図やRCMを自動生成したり、内部統制の運用状況を確認するためのテスト項目などを生成することもできる。
価格は「700万円程度」(NTIS)。テンプレート単体は150万円となる。NTISは、CGAA/ICの導入コンサルティング・サービスも提供する。