一般の人を中心に、300人近くが参加したセミナー
一般の人を中心に、300人近くが参加したセミナー
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セミナー会場の外には、パソコンも設置され説明員が使い方を説明していた
セミナー会場の外には、パソコンも設置され説明員が使い方を説明していた
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 2006年12月7日、国立国会図書館は同図書館が作成している図書や雑誌の所在情報や、貴重な資料をデジタル化したアーカイブの利用方法について紹介するフォーラムを開催した。これまでは図書館の司書などを対象にしていたが、今回は一般の人も対象に含めた。参加者は300人近くと、盛況だった。

 フォーラムは4つのパートに分かれ、まず、同図書館が有する国会の会議録や法令索引など国会情報の利用方法、さらに同図書館のデータベースシステムなどの紹介があった。

 続いて、同図書館が作成しているデジタルアーカイブを中心に説明が行われた。中でも平安後期から明治時代までの貴重な書籍をデジタル化して公開している「貴重書画像データベース」や、明治期に刊行され著作権保護期間が終了した作品をデジタル化した「近代デジタルライブラリー」など、同図書館が所蔵する貴重な資料をデジタル化したものについて担当者が説明した。

 どのようなコンテンツがあり、どう使っていけばよいか具体的な説明が多く、参加した人たちにとっては有益なセミナーとなったようだ。

■変更履歴
冒頭の段落で「図書館の学芸員」としておりましたが、「図書館の司書」の誤りでした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2007/01/05 15:50]