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 住友電工情報システムは12月8日,Java開発フレームワークの新版「楽々FrameworkII バージョン4.0」の体験版を同社のWebサイトで公開した。Webブラウザからマウス操作で画面レイアウトを設計できるツールを持つことが特徴で,製品版は11月13日に発売されている。

 「楽々FrameworkII バージョン4.0」で付加した「RakDesigner」を使うと,Webブラウザから画面レイアウトが設計できる。レイアウト上の入力フィールドや表示項目などの画面部品をWebブラウザ上でドラッグ・アンド・ドロップすることで,レイアウト上に配置できるようにした。ブラウザで設計したあとそのままブラウザで実行結果を確認できる。

 Webブラウザからマウス操作でレイアウトを設計できるようにするため,RakDesignerに,WebアプリケーションのUIの新しい開発技法「Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)」を採用した。

 体験版の有効期限は2007年2月28日。製品版と同じ機能を利用できる。製品版の動作OSは,Linux,Solaris,AIX,i5/OS,Windows。動作するWebアプリケーション・サーバーは,WebSphere,Oracle Application Server 10g,WebLogic,Cosminexus,WebOTX,Interstage,Tomcatなど。製品版の価格は開発ライセンスで1サーバー当たり300万円,実行ライセンスで同100万円から。