写真●データベース監視ソフト「Chakra」のデモ画面
写真●データベース監視ソフト「Chakra」のデモ画面
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 三信電気は2006年12月6日,2006年10月に出荷したデータベース監視ソフトの新版「Chakra」(Ver3)を東京ビッグサイトで開催中の展示会「iEXPO2006」のブースで初展示した(写真)。価格は監視対象のDBサーバー1台あたり300万円(税別)から。開発会社は韓国のWare Valley。

 Chakraは,ネットワーク上を流れるデータベース管理システム(DBMS)へのアクセスをキャプチャすることで監視するデータベース監視ソフト。DBアクセスの記録を残すとともに,不正アクセスを防止する。

 不正アクセスを定義する設定項目は,日時,アカウント名,IPアドレス,SQL文に含まれる文字列,応答時間,結果行数など。不正アクセスを検知したら,DBサーバーにDBセッションを閉じる命令を発行するといった防御策が採れる。

 2006年10月に出荷した新版では,監視可能なDBMSを増やした。従来版の監視対象はOracleに限られていたが,新版ではSQL Server,DB2,Sybase Adaptive Server Enterpriseの3種類のDBMSを追加した。

 Chakraの稼働OSは,Windows 2000 Server以降またはLinux(Red HatまたはSUSE)。