遅延証明書のイメージ。発行期間は遅延が発生してからしてから3日間となる
遅延証明書のイメージ。発行期間は遅延が発生してからしてから3日間となる
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 2006年12月5日、東日本旅客鉄道(JR東日本)は列車が遅れた際に発行する遅延証明書をWebサイトで発行する新しいサービスについて詳細を発表した。2007年1月30日より開始する。

 従来、遅延証明書は列車が遅れると駅の改札口などで一通づつ発行していた。通勤時間帯などは人が多いため、遅延証明書を受け取るのに時間がかかった。

 新しいサービスではWebサイトでも遅延証明書を発行、通勤時に改札口での混雑を避け、会社のパソコンなどを使って入手できるようになる。具体的には、同社のWebサイトにある「列車運行情報」欄に「遅延証明書」というリンクを設け、そこから遅延証明書を印刷して利用する。

 対象となるのは首都圏の主要路線で、東海道線、横須賀線、京浜東北線、山手線、中央線、埼京線、宇都宮線、常磐線など全18路線。証明書の発行期間は遅延が発生した当日から3日間となる。また、駅で発行している遅延証明書も継続する。