Windows OneCare Liveの操作画面(日本語ベータ版)
Windows OneCare Liveの操作画面(日本語ベータ版)
[画像のクリックで拡大表示]

 マイクロソフトは2006年12月4日、ウイルスの常時監視、駆除などが可能な個人ユーザー向けセキュリティ対策ソフト「Windows Live OneCare(ウィンドウズ ライブ ワンケア)」の日本語版を、2007年1月30日より発売すると発表した。

 Windows Live OneCareが対応するOSはWindows XP Service Pack 2(SP2)とWindows Vistaで、ブラウザーはInternet Explorer 6以降。価格はパッケージ版が6825円、ダウンロード版は5775円だ。2007年6月15日までにパッケージ版を購入したユーザーに2000円のキャッシュバックを実施するなどのキャンペーンを行う予定。最大3台のパソコンにインストールして利用できる。ウイルスの検出に必要なパターンファイルの更新期限は1年間となる。

 Windows Live OneCareが備える機能としては、(1)ウイルス/スパイウエアの常時監視、検出、駆除(2)ハードディスクのデフラグやエラーチェック(3)不要なファイルの削除や圧縮(4)バックアップ(5)送信/受信の双方向のトラフィックを監視するパーソナルファイアウオールなどがある。

 (1)のスパイウエア対策は同社が提供する無償のスパイウエア対策ソフト「Windows Defender」と同等の機能。(2)~(4)のメンテナンス機能に関しては、現行のWindows XP SP2やWindows Vistaにも初期状態で備わるものが多いが、OneCareで統一されたインタフェースを用意することで、ユーザーにとってより使いやすいものになるという。(5)のファイアウオールは、Windows XP SP2で搭載した受信トラフィックのみを監視するタイプを機能強化したもの。Windows Vistaに初期状態で備わるファイアウオールと同等の機能を持つ。