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【Symposium/ITxpo】次世代のネットワーク機器はアプリケーション指向へ

2006/12/01
北郷 達郎=日経コンピュータ

 「将来、ネットワーク機器はアプリケーション層の機能を取り込む。SOA(サービス指向アーキテクチャ)の普及に伴い、エンタープライズ・サービス・バス(ESB)と統合されるようになる」--。ガートナー リサーチの堀勝雄テレコム/ネットワーキング リサーチ・ディレクターが、同社主催のイベント「Gartner Symposium/ITxpo 2006」で示した展望だ。

 ここに来て、企業システムのネットワーク・インフラに二つの高速化装置が使われ始めている。負荷分散装置が発展し、アプリケーション配信の制御などを備えるようになった「Application Delivery Controller(ADC)」と、拠点間で対向する形で設置し、プロトコル変換などによって通信を高速化する「WAN Optimization Controller(WOC)」である。この状況を踏まえた上で、ADCがやがて冒頭に示した役割を担うと説明した。

 その理由として、(1)既にXMLデータの配送(ルーティング)や、XMLデータの安全性などを確保する専用のアプライアンス製品が登場し始めていること、(2)ADCがWebサーバーのみを対象とした運用効率の向上から、アプリケーション全般へと対象を広げていること、(3)過去にもファイアウォールやキャッシュ・サーバーなど、サーバー上で動作するソフトによる実装が、アプライアンス製品へと変わっていること、などを挙げた。「ADCはやがて、SOA環境下のデータ・センターにおける中核機器となるだろう」(同ディレクター)という見解を示した。

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