宅配型DVDレンタルサービス「TSUTAYA DISCUS」。2007年春には映画タイトルのダウンロード販売が始まる
宅配型DVDレンタルサービス「TSUTAYA DISCUS」。2007年春には映画タイトルのダウンロード販売が始まる
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 ビデオレンタル店「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は2006年11月21日、パソコン向けの有料映像配信サービスを2007年春にも開始すると発表した。関連会社が提供中の宅配型のDVDレンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」のWebページをリニューアルし、映像配信によるコンテンツを購入できるようにする。

 映画が充実するDISCASの強みを生かし、映画タイトルを中心に品ぞろえする。サービスを開始する時点で、配信サービスに伴う権利問題をクリアした約1000タイトルの映画を提供したいという。利用するにはDISCASへの会員登録が必要になる見込み。コンテンツをパソコンにダウンロードするかストリーミング再生かといった配信方式やコンテンツのフォーマット、料金などは未定。

 TSUTAYAは日本最大級のビデオレンタルチェーンで、10月時点の店舗数は1200を超える。会員数は約1900万人。TSUTAYA DISCUSも宅配DVDレンタルサービスとしては大手で、会員数は約18万人。