Trend Micro Network VirusWall Enforcer 2500
Trend Micro Network VirusWall Enforcer 2500
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 トレンドマイクロは11月20日,ポリシーに違反したパソコンの企業ネットへの接続を制御する検疫アプライアンス製品「Trend Micro Network VirusWall Enforcer 2500」を12月12日から出荷開始すると発表した。

 同製品は,ネットワーク・ウイルス対策アプライアンス製品「Trend Micro Network VirusWall」の後継製品。旧製品は主にネットワーク・ウイルスの検知や防御などの対策を目的とした製品だったが,新製品では検疫機能を大幅に追加した。

 例えば,クライアント・パソコンにインストールされているアプリケーションをチェックして,ポリシーに違反しているクライアント・パソコンの接続を制御。また,ウイルス対策ソフトがインストールされていないクライアント・パソコンに対して,アプライアンスからウイルス検索ツールを自動的にインストールして即座にウイルスの有無を検査できる機能などを搭載している。

 さらに,最大128のセキュリティ・ポリシーを部門ごとに設定して管理する機能や管理対象のクライアント・パソコンへのエージェント・ソフトのインストールが不要なことなども強化のポイントだ。

 価格は,同時アクセス数が250ユーザーの場合が195万円,1000ユーザーの場合が425万円(いずれも税別)など。価格には,ハード本体とソフトの使用権,1年間のサポート・サービスを含む。2007年5月には,小規模ユーザー向けに「Trend Micro Network VirusWall Enforcer 1200」を発売する予定。