Network VirusWall Enforcer 2500
Network VirusWall Enforcer 2500
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　トレンドマイクロは，社内ネットワークにウイルス/ワームが拡散することを防ぐための検疫ネットワーク機器の新版「Network VirusWall Enforcer 2500」を，2006年12月12日に発売する。クライアントPCのインベントリ情報を取得するエージェント・ソフトのインストール操作を不用とし，ネットワークに設置するだけで検疫ネットワークとして動作することが特徴。価格は，同時250接続で195万円から，同時4000接続で950万円から，など。

　Network VirusWall Enforcerは，ネットワーク上を流れるアプリケーション・パケットを走査し，ウイルス/ワームなどのトラフィックをネットワークから隔離することで拡散を防止する機器である。サーバー機やクライアントPCに対して，ポート・スキャンなどを用いたリモートでの脆弱性調査を実施するほか，クライアントPCのウイルス対策ソフトやパターン・ファイルのバージョンやセキュリティ・パッチの適用状況などを調べ，セキュリティ・ポリシーに合致しないクライアントPCをネットワークから隔離する機能を備える。

　新版では，クライアントPCのインベントリ情報を収集するエージェント・ソフトのインストール作業を不要とし，Network VirusWall Enforcerをネットワーク上に設置するだけでインベントリ情報を取得できる。実際には，Webブラウザを介して動的にインベントリ収集ソフトをクライアントPC上にダウンロード/実行し，データを収集する。一連の作業でクライアントPCを使うユーザーの操作を必要としない点が特徴である。