「Windows Live OneCare Family Safety」の設定画面
「Windows Live OneCare Family Safety」の設定画面
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 マイクロソフトは2006年11月17日、Webサイトのフィルタリングなどの機能を持つ家庭向けソフト「Windows Live OneCare Family Safety」のベータ版提供を開始した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。Windows XP以降で利用可能。管理者を含めて、アクセス制限の対象となる利用者分のWindows Live IDが必要になる。

 導入手順は以下の通り。まず、同サービスのWebサイトで、利用者全員分のIDとパスワードを登録。次に専用ソフトをインストールすると、デスクトップなどにFamily Safetyのアイコンが出現する。フィルタリングの内容はWindows Live IDに対応して設定することになり、Webサイトを開く際に、Windows Live IDを使ってのサインインが必要となる。

 13の分野に関して、アクセスの許可/遮断といったフィルタリングを行う。また、想定する年齢別に5段階にフィルタリングレベルを設定できる。Webサイトへのアクセスや、アプリケーションのダウンロード履歴を管理者が確認することも可能。制限を受けている利用者から「このWebサイトを見たい」という希望をメールで受け取ることもできる。

 2007年に公開予定の正式版では、Windows Live メール、Windows Live メッセンジャー、Windows Live スペースでコンタクト可能な相手を制限する機能も追加される予定だ。