ケーブルテレビ(CATV)統括運営会社のジュピターテレコム(JCOM)は2006年11月16日,10月の加入実績を発表した。提供しているサービスごとに見ると10月末の時点で,多チャンネル放送サービスが187万600世帯(前年同期比で7.6%の増加),高速インターネットサービスが100万1300件(同15%の増加),電話サービスが111万9800世帯(同20.4%の増加)だった。インターネットサービスの加入世帯数が100万件を突破したのがポイントである。

 また,三つのサービスを合計した提供数(RGU合計数)は399万1700世帯となり,前年同期に比べて12.8%の増加となった。バンドル率(1世帯当たりのサービス加入数)は1.76であり,前年同期の1.72より増加した。三つのサービスのうちいずれか一つに加入している10月末の総加入世帯(24社・41局の合計)は,前年同月に比べて9.7%増加の226万1700世帯となった。

 なお,2006年9月末に連結対象の子会社となったケーブルウェストの10月末の総加入世帯数は36万世帯である。同社の加入実績は,JCOMの加入実績に加えていない。