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インターシステムズがDBソフト「CACHÉ」の新版,
オブジェクトのマッピングをほぼ自動化

2006/11/16
佐竹 三江=ITpro
InterSystems Zenで作成した操作画面
InterSystems Zenで作成した操作画面
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米インターシステムズのポール・グラブシャイ戦略立案担当副社長
米インターシステムズのポール・グラブシャイ戦略立案担当副社長
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 データベース・ソフト「CACHÉ」(キャシェ)を開発・販売する米インターシステムズは,2007年1月,日本法人のインターシステムズジャパンを通じ,DBソフトの新版「CACHÉ 2007」の出荷を開始する。

 CACHÉは独自のアーキテクチャを持ち,「ポスト・リレーショナルDB」を標榜する。もともとオブジェクト指向DBとして開発された製品だが,オブジェクト指向プログラムのデータ格納に向くのと同時に,RDB同様,JDBCにも対応しているのが最大の特徴だ。

 新版の目玉は2つある。1つはCACHÉを使ったアプリケーションのユーザー・インタフェースや応答性を改善する「InterSystems Zen」という開発フレームワークを追加したこと。ひな型として使える各種のオブジェクトコンポーネントも合わせて提供する。

 「Ajaxの活用により,従来のWebアプリケーションにありがちな,ページ遷移による動作ではなく,クライアント/サーバー・アプリケーション並みにインタラクティブなユーザー・インタフェースを作れるようにした」と,米インターシステムズのポール・グラブシャイ戦略立案担当副社長は語る。

 目玉のもう1つは,「InterSystems Jalapeño(Java Language Persistence with No Mapping,通称ハラペーニョ)」。Javaで開発したアプリケーションをDBにマッピングする作業の大部分を自動化する技術である。

 写真のデモを披露したインターシステムズジャパンの佐藤比呂志テクニカルコンサルティング&教育サービス部長は,「オブジェクト指向開発の世界では現在,POJO(Plain Old Java Object)という,Javaのクラスを単純化しようという動きがある。CACHÉ 2007で提供するSchema Builderというツールを使うと,POJOオブジェクトをCACHÉ上に簡単に取り込めるし,処理結果はJDBC経由でもオブジェクトとしても見られる」とメリットを説明する。

 CACHÉ 2007の動作OSは,Windows,Linux,Macintosh,UNIX,OpenVMSで,価格は1ユーザーあたり2万8000円(税別)からである。

 米インターシステムズは間接販売を最優先する戦略をとっており,日本での販売も,約90社のパートナー企業を通じて行う。日本におけるライセンス売り上げは,2003年の日本法人設立以来,平均年率23%と大きく伸びており,2006年12月期は7億円弱になる見込みという。

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