Dukeの3Dモデリング・データを公開しているduke.dev.java.net
Dukeの3Dモデリング・データを公開しているduke.dev.java.net
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DukeとLinuxのマスコットTuxがクリスマスを祝うアニメーション
DukeとLinuxのマスコットTuxがクリスマスを祝うアニメーション
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 「特別ボーナスのお楽しみとして,我々はDukeもオープンソース化した」(“Javaの父”James Gosling氏)---米Sun Microsystemsは11月13日,Java本体のオープンソース化の発表に合わせ,JavaのマスコットであるDukeの3Dモデル・データなどを公開した。JavaはGPLv2で公開したが,DukeのデータはBSDライセンスとなっている。また,Dukeの名前も誰でも自由に使用できるという。

 公開したのは,3次元グラフィックス・ソフト「Lightwave 3D」向けのDukeのモデリング・データと,アニメーション数点。DukeのほかLinuxカーネルのマスコットであるペンギンのTuxのデータや,DukeとTuxがクリスマスを祝うアニメーションもある。Java関連オープンソース・ソフトウエア・プロジェクトをホスティングするサイトjava.netで公開している。

 営利目的での利用も可能。またDukeの名前も,誰でも,一切の制限なく利用できるとしている。「SunはDukeの名前にいかなる権利も主張しない。そもそもDukeという名前はインフォーマルに使用していたもの」(SunのFAQより)。

 GPLv2はLinuxなどが採用する最も普及したオープンソース・ライセンス。BSDライセンスはFreeBSDやPostgreSQLなどが採用している,GPLに次いで多く使われているライセンスの一つである。