米Sun Microsystemsが,Javaをオープンソースとして提供する見込みであることが明らかになった。2006年11月12日(現地時間),Javaプラットフォームのチーフ・エンジニアであるMark Reinhold氏が自身のブログで明かした。

 同氏のブログ記事によると,ライセンスはGPL v2(GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2)を採用するとしている。JDK関連は,まずJavaコンパイラの「javac」と仮想マシンの「HotSpot VM」のソースコードを公開する。それ以外も2007年前半におおむね提供する予定。すでにJava技術を開発するためのコミュニティであるjava.netにおいて,これらのコードを開発・保守するプロジェクト「OpenJDK」を作った。

 Sun Microsystemsは,現地時間で13日午前9時30分(日本時間では14日午前2時30分)に,重大なニュースを発表すると予告している。この発表のストリーミングに接続できるURLはhttp://sun.com/opensource/java/(11月13日現在,http://www.sun.com/2006-1113/feature/index.jspにリダイレクトされる)。