ワイズノットは11月21日，オープンソース・ソフトウエアに関する問い合わせ回答などを行うサポート・サービスを開始する。名称は「オープンソース・トータルサポート」。XOOPS Cube，osCommerce，PHP4，MySQL，PostgreSQL，Apache，Debian GNU/Linuxなど，アプリーションからミドルウエア，OSまでを対象とする。

　平日10時から18時まで，Webおよび電話で問い合わせを受け付ける。価格は年会費と問い合わせ1件（インシデント）で22万8900円から。技術者が訪問するオンサイト・サービスも別途行う。

　「人材不足，サポート不足がオープンソースを活用する際の障壁となっている」（ソリューション営業本部長 執行役員 吉政忠志氏）。ワイズノットでは，顧客が「独自にカスタマイズしたオープンソース・アプリケーションもワイズノットが解析してサポートする」（エンタープライズソリューション事業本部長 執行役員 土橋芳孝氏）としている。またPHPの最新バージョンはPHP5だが，ユーザーが多いことからPHP4をサポート対象する。

　体制としては「サポート業務には少なくとも5人があたり，ユーザーのニーズに合わせて増強していく」（土橋氏）としている。