エリアビイジャパンは11月8日,UTM(unified threat management)アプライアンスと運用サービスをセットにした「RECARGE(リカルジェ)」を発表した。販売開始は12月4日。出荷は2007年2月である。

 RECARGEで提供するUTMアプライアンスは,同社が新規に開発した製品。同社のSSL-VPNソフト「SWANStor」をNECのPCサーバー「Express5800」に搭載し,これにファイアウォールや侵入検知などのセキュリティ機能を追加したものだ。

 アプライアンスの導入や保守に加えて,専門技術スタッフによる運用管理サービスを用意。エリアビイジャパンの運用サービス・センターからユーザー企業内に設置されたUTMアプライアンスをリモート監視する。修正パッチ適用やシステム・ログ監視などの維持管理サービスのほか,障害の調査や報告などの障害復旧サービスを提供する。

 RECARGEでは,原則としてUTM装置と運用サービスをセットで提供する。アプライアンスの価格は150万円から,運用サービスの料金は年間50万円から。本体の価格には導入設定の料金が含まれている。