東京証券取引所は11月6日、株式と転換社債型新株予約権付社債(CB)の売買システムの能力を増強し、注文処理能力を1日当たり1400万件に引き上げたと発表した。これは、同社が今年7月25日に発表した計画に沿って実施したもの。これまでの処理能力は1200万件だった。

 併せて、株価情報を証券会社などに配信する相場報道システムについては、売買システムから1分当たりに受信できるデータ件数(流量制限値)を3万件に引き上げた。これまでは2万件だった。