富士通の100%子会社であるニフティは11月2日、東京証券取引所に12月7日に上場すると発表した。「ニフティの経営の自由度を高め、企業価値を向上させるのが狙い」(富士通広報IR室)という。

 上場に際し、ニフティは2万7800株の新株を発行。富士通は保有するニフティ株式のうち4万1700株を売り出すほか、需要状況に応じてさらに1万400株を上限に追加で売り出す。売り出し株数が最大の5万2100株になった場合、富士通の持ち株比率は64.9%に低下する。

 ニフティの現在の発行済み株式数は20万株。公募による増加株式2万7800株を加えると、株式増加後の発行済み株式数は22万7800株になる。