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紳士服のAOKI、システム刷新で現場力向上へ

どの店長も“優秀な店長”並みの情報力

西 雄大=日経情報ストラテジー 2006/11/06 日経情報ストラテジー

システム刷新に取り組んだ情報システム課の市川和夫係長(左)と、執行役員の勝家巧情報システム部長(右)
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 紳士服チェーンのAOKIホールディングスは11月をメドに基幹システムを刷新する。店長に提供する情報量を増やして、現場力を向上させることが狙いだ。

 システム刷新に伴い、POS(販売時点情報管理)レジ約500台を入れ替える。各店舗の売り上げ情報がリアルタイムで本部で分かるようになった。これまでに5店舗で実証実験し、使いづらい点を洗い出してきた。従来のシステムは1997年に導入したもので、老朽化していたため、刷新に踏み切った。

 システム刷新により、全国約370店の売り上げや在庫情報などがリアルタイムに管理できる。数店舗を統括する67人のエリアマネジャーは、画面を見るだけで各店舗の最新の状況がすぐに分かる。従来は、各店舗から情報が吸い上がる時間が決まっていたため、マネジャーが店舗に電話するなどして確認するしかなかった。

 システムが業務に定着するであろう半年後をメドに、エリアマネジャーに権限委譲を進める。これまで本部が実施していた、商品の店舗間移動をエリアマネジャーに任せ、担当する店舗の在庫を見ながら在庫調整するといったことが可能になり、販売力が強化できる。

 新システムで、店長の情報力も向上する。ブランドやサイズ別といった売り上げ構成の分析が容易にできる。これまで優秀な店長は、閉店後に売り上げた商品についていたタグを分類して自店舗の販売傾向をつかんでいた。新システムには分析するための情報が蓄えられているので、どの店長でも傾向を分析できるようになる。「優秀な店長ならやっていたことだが、新システムを活用することで全体の現場力を強化していきたい」とCIO(最高情報責任者)を務める執行役員の勝家巧情報システム部長は狙いを説明する。

 ただし、店長が情報分析能力を身につけなければ、新システムが無用の長物になりかねない。そこで、システム稼働を機に、毎週店長を数人集めてシステム活用するための勉強会を開く。「1日缶詰めにしてデータの読み取り方を伝える」(情報システム課の市川和夫係長)という。数字の変化が見られない店舗には、指導を担当する営業教育部がフォローする予定。こうした取り組みにより、販売力の向上を目指す。

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