写真1 番号ボタンでアプリケーションを起動できる「ホームメニュー」の画面
写真1 番号ボタンでアプリケーションを起動できる「ホームメニュー」の画面
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写真2 W-ZERO3[es]専用ワンセグ・チューナー
写真2 W-ZERO3[es]専用ワンセグ・チューナー
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 ウィルコムは11月1日,Windows Moblie 5.0搭載のスマートフォン「W-ZERO3[es]」の新版「Premium version」を11月16日に,W-ZERO3[es]専用のワンセグ・チューナーを12月5日に発売すると発表した。

 W-ZERO3[es] Premium versionは,esの旧バージョンに「ホームメニュー」(写真1)と「名刺リーダ機能」を新たに追加したもの。外観や色の種類は旧バージョンと同じである。

 新機能のうち,ホームメニューは各アプリケーションを番号ボタンで起動できる機能。例えばビジネス・アプリケーションを利用したい場合に,わざわざメニューの中からアプリケーションを探さなくても,番号ボタンを押すだけでアプリケーションを起動できる。名刺リーダ機能は,端末に搭載されているカメラで名刺を撮影すると,名刺に記載されている会社名や氏名,電話番号などの情報を読み取り,アドレス帳に登録できる機能だ。
 
 ウィルコムのショッピング・サイト「ウィルコムストア」での販売価格は2万9800円。ウィルコムは旧バージョンのユーザー向けに,ホームメニューと名刺リーダ機能のダウンロード提供を,11月下旬から開始する。名刺リーダ機能は4900円で販売されるが,ホームメニューは無料。どちらもPHS向け公式サイトからダウンロードできる。

 es専用のワンセグ・チューナーはピクセラ製で,受信機(写真2)と専用アプリケーションのセット。ワンセグ利用時の消費電力は最大118ミリアンペアで,連続視聴時間は最大約120分。ウィルコムストアでは,チューナー単体が1万4800円,W-ZERO3[es] Premium versionとチューナーのセットが3万9800円で販売される。