10月28日,東京都の日本電子専門学校でオープンソース・コミュニティによるイベント「オープンソースカンファレンス2006 Tokyo/Fall」が開催された。46組のコミュニティが参加し,30以上の講演やBOFなどが行われた。LPIやPostgreSQL CEといったオープンソース関連資格試験も特設会場で実施された。



[画像のクリックで拡大表示]

 The Apache Software FoundationのオープンソースEJB対応J2EEアプリケーション・サーバーGeronimoのコミッタであるIBMのKevan Miller氏が,Geronimoの解説を行った。「Geronimoは様々なプロダクトをつなげる糊のようなもの」



[画像のクリックで拡大表示]

 しまねOSS協議会 副会長の島根大学教授 野田哲夫氏。島根県の産官学によるオープンソース推進団体「しまねOSS協議会」と,松江市によるオープンソースを活用した地域振興プロジェクト「Ruby City Matsue」を紹介した。



[画像のクリックで拡大表示]

 サーバー側アプリケーションをJavaScriptで記述できる「Ajaja(あやや)」を,サイボウズ・ラボの竹迫良範氏が紹介。OpenCOBOLなどの作者である西田圭介氏が中心となって開発しており,JavaScriptを埋め込んだASPファイルを実行したり,PerlのライブラリをJavaScriptから利用できる。



[画像のクリックで拡大表示]

 表計算ソフト上の仕様シートに必要事項を記入するとJavaやC#のアプリケーションが自動生成されるフレームワーク「Blanco」。すでに大規模な業務システムへの適用事例もあるという。



[画像のクリックで拡大表示]