米ゲートウェイは2006年10月24日、同社製のノートパソコンが搭載するソニーエナジー・デバイス製のリチウムイオン2次電池を自主交換すると発表した。国内で回収対象となるバッテリーパックを搭載するノートパソコンの総数は約500台。

 回収対象となるバッテリーパックを搭載するのは、2005年9月以降に全世界で出荷した約3万5000台のノートパソコン。そのうち、国内で対象となる製品は「MX1020j」の一部で、約500台だ。ユーザーが所有する製品が交換対象であるかどうかを確認するには、同社の日本向けWebサイトで提供している診断ツールを利用するか、電話(0120-574-222)で問い合わせることができる。

 ソニーエナジー・デバイス製のリチウムイオン2次電池は、限られた環境下で発熱または発火の可能性がある。ソニーは2006年9月29日、問題となったリチウムイオン2次電池を使ったバッテリーパックを、全世界で自主交換すると発表している。ソニーの自主交換プログラムには、デル、アップルコンピュータ、レノボグループ、東芝、富士通、シャープなどが実施を表明している。