アドビ システムズは2006年10月23日、同社の画像編集ソフトのアップグレード対象を、過去主要3バージョンまでに限定することを発表した。各製品の次期バージョンの発表時点から適用する。

 対象になるのは「Photoshop」や「Illustrator」などの画像編集ソフト計14製品。複数ユーザーを対象としたライセンスのみを所有している場合でも適用される。主要バージョンの意味は、バージョン番号の小数点より前の整数部分を指す。例えばPhotoshopの場合、次期バージョンがリリースされた際、アップグレード版が適用できるのは「Photoshop 7」「同CS」「同CS2」を所有するユーザーのみ。それより前のバージョンを所有するユーザーは、新バージョンの製品版を新たに購入しなくてはならない。

 主な対象製品は下記の通り。詳しくは同社のWebサイトで確認できる。カッコ内は次期バージョン発表時にアップグレード対象外になるバージョンを示す。カッコがない製品はバージョン数が少ないため、現時点では対象外になる製品がない。PremiereのMacintosh版については対象外。

InDesign(Ver.1.x)
Illustrator(Ver.9.x以前)
Photoshop(Ver.6.x以前)
Dreamweaver(Ver.4.x以前)
Flash(Ver.5.x以前)
Fireworks(Ver.4.x以前)
After Effects[Standard/Professional](Ver.4.x以前)
Premiere Pro(Ver.5.x以前)
Encore
Audition
GoLive(Ver.5.x以前)
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