YouTubeの利用者数が米国で初めて減少に転じていることが分かった。日本国内でも利用者数の伸びにブレーキがかかっている。10月23日,インターネットの利用動向を調査しているネットレイティングスの調べで判明したもの。
ネットレイティングスの調査によれば,8月の米国におけるYouTube利用者数は2298万9000人だった。これが9月には1895万5000人へと17.5%も減少した。
一方,国内では8月のYouTube利用者数は731万9000人,9月は734万3000人だった。利用者数は伸びてはいるが,伸び率は1%未満だ。
ネットレイティングスでは「YouTubeの利用者数の停滞は一時のブームが落ち着いたもの」と分析している。また,YouTubeに似た動画共有サービスが多数登場していることも原因だと思われる。