NTT西日本は10月23日、IP電話サービス「ひかり電話」で通話がつながりにくい状態が続いていると発表した。影響を受けているのは、個人向けの「ひかり電話」と中小規模向けの「ひかり電話オフィスタイプ」。NTT西日本エリア全域で合計83万2000契約が障害の対象となっている。

 トラブルが発生したのは23日9時35分。サービスを利用しているユーザーの一部で、発着信ができない状態が続いている。23日12時40分現在で、復旧の見通しはたっていない。トラブル原因も不明。

 9月にNTT東日本がひかり電話で大規模な障害を発生させている。IP電話の制御サーバー上のソフトウエアの不具合であることが判明したため、同じロジックを利用しているNTT西日本の同サーバーも修正済みである。このため、原因は9月の障害とは異なる可能性が高い。