米Microsoftはこのほど,Windows XPの「Service Pack 3」のリリースを2008年前半に延期することを明らかにした。Windows XP SP2のリリースは2004年8月だったので,サービス・パックのリリース間隔が4年空くことになる。Windows Server 2003 SP2のリリースも2007年第1四半期に延期されている。

 Microsoftは同社のWebサイト「Windows Service Pack Road Map」で情報を公開した。最終更新日は10月17日(米国時間)になっており,日本語版のWebサイトは,10月20日の時点でまだ更新されておらず,2007年後半に提供予定としたままである。

 Windows XP SP3は,Home EditionとXP Professional(32ビット版)の双方に提供される。Windows XP Home Editionのメインストリーム・サポート・フェーズは2009年初めに終了する見込みであり,XP SP3が最後のサービス・パックになる可能性もある。

 なおWindows XP Professional x64 Editionには,XP SP3の代わりに,Windows Server 2003 SP2が提供される。これは,Windows XP Professional x64 Editionが,Windows Server 2003 SP1をベースに作られているためだ。