独SAPは10月19日(現地時間)、2006年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。SAPジャパンの売上高は前年同期比26%増(固定為替レートで比較した場合、以下同)の1億1200万ユーロ(1ユーロ=148円で換算した場合、165億7600万円)。このうち、ソフトウエア・ライセンスの売り上げは、3900万ユーロ(同、57億7200万円)で、前年同期比65%と急増した。

 独SAPグループ全体でも好調を維持した。売上高は前年同期比14%増の22億4500万ユーロ、ソフトウエア・ライセンスの収入は同20%増の6億9100万ユーロだった。国別に見ると、売上高、ソフトウエア・ライセンス収入の伸びの両方とも、日本が最も高い伸び率を示した。地域別に見ても、アジア地区が好調で、ソフトウエア・ライセンス収入は28%増、売上高は前年同期比19%増だった。