SecretBarrier
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 FFCは,2006年9月28日に出荷した,クライアントPC上に個人情報があるかどうかをスキャンして調べるソフト「SecretBarrier」を,東京晴海のビッグサイトで開催中の「Security Solution 2006」のブースで初めて披露した。昨年のSecurity Solution 2005では参考出展だった。価格は,クライアントPC1台で4179円など。

 SecretBarrierは,ウイルス対策ソフトのように,クライアントPCのディスクをスキャンして,人名や住所,電話番号といった個人情報の可能性があるデータを検知して報告するソフト。設定したスケジュールに基づく実行や手動実行,スキャンするフォルダの指定やファイル形式の指定などが可能である。

 スタンドアロンで動作するStandard版に加え,Standard版を導入した複数のクライアントPCを一元管理するサーバー・ソフトであるEnterprise版も用意した。サーバーから個々のクライアントをスキャンするスケジュールを設定できるほか,クライアントのスキャン結果を収集して監査レポートを出力できる。

 Enterprise版(サーバー・ソフト)の価格は39万9000円。動作OSはWindows 2000 ServerまたはWindows Server 2003。Standard版(サーバーから見たエージェント,またはスタンド・アローンで動作するソフト)の価格は500台で168万円,1台で4179円など。動作OSはWindows 2000以降。