電子情報技術産業協会(JEITA)の秋草直之会長(富士通会長)は2006年10月17日に会見し,デジタルテレビの出荷台数が2007年から2008年にかけて急速に増えるとの見通しを明らかにした。2011年7月に地上アナログ放送が終了し,地上デジタル放送に全面的に移行することから,デジタルテレビに対する需要がこの時期に一気に高まるという。

 また2011年には,不要になったアナログテレビが大量に発生すると予想する。そのためJEITAとしては,2~3年以内に家電業界としての対処法を検討する必要があるとの認識を示した。