Meta Logger
Meta Logger
[画像のクリックで拡大表示]

 ネットワールドとアイベクスは,シンクライアント・ソフト「Citrix Presentation Server」(旧MetaFrame)に対するユーザー操作を記録して内部統制に役立てるソフト「Meta Logger」の動作OSを増やし,Windows 2000 Server版を2006年10月20日に出荷する。価格は,Presentation Serverの1ユーザー・アカウントあたり9000円(税別),または,ユーザーを問わない同時接続ライセンスで1接続あたり1万7000円(税別)。

 Meta Loggerは,運用管理ソフトが乏しいためにかえってセキュリティが甘くなることもあるシン・クライアント環境に向けて,クライアント操作記録をログとして残す機能を提供する運用管理ソフトである。Citrix Presentation Server側にインストールして利用する。誰が何のアプリケーションをいつ使ったのか,何を印刷したのか,といった操作履歴を記録することで内部統制に役立てる。

 ところが,2006年7月に出荷した版は,稼働OSが最新のWindows Server 2003に限られていた。今回新たに,Windows Server 2003と並ぶPresentation Serverの稼働OSであるWindows 2000 Server版をラインアップに追加した。これにより,Windows 2000 Server上でPresentation Serverを利用しているユーザーも,Meta Loggerを利用できるようになった。