ヤマト運輸は10月16日,KDDIのビジネス向けau携帯電話「E03CA」をセールス・ドライバーに対して導入すると発表した。12月にまず,臨時のドライバーを中心に7000台を導入。汎用性などを見極めていくという。

 E03CAはKDDIが12月に発売予定の端末で,耐久性と耐衝撃性が特徴である。ヤマト運輸のセールス・ドライバーは従来,ポータブルPOS(point of sales)端末を持ち歩き決済の与信確認などの業務データを入力。携帯電話を使って送信していた。

 今回導入するE03CAには専用アプリケーションを搭載し,1台でポータブルPOS端末の役割も果たせるようにする。同社はE03CAの耐久性と,アプリケーションを格納する容量が大きいことを評価して導入を決めた。