会社のパソコンだけでなく、会社支給の携帯電話にもフィルタリングが
会社のパソコンだけでなく、会社支給の携帯電話にもフィルタリングが
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 デジタルアーツは2006年10月13日、Windows Mobile 5.0搭載の携帯電話端末向けフィルタリングサービスを提供すると発表した。提供開始時期は2007年1月を予定している。法人向けのサービスであり、料金は一端末あたり月額315円になる見込み。申し込み方法などは12月下旬から専用サイトを開設して案内する。

 フィルタリングを適用された端末は、Webページにアクセスする際に、いったんデジタルアーツのデータベースサーバーにアクセスし、そのURLが閲覧可能かどうかを照合する。閲覧が制限されているページであれば、閲覧ができない旨のページが表示される。すでにウィルコムのW-ZERO3とW-ZERO3[es]については動作検証済みという。

 同社はパソコン用のフィルタリングソフト「i-FILTER」も販売している。会社のパソコンにフィルタリングソフトを導入する企業は増えているが、「会社が支給する携帯電話にもフィルタリングサービスを導入したいという声が増えてきた」(デジタルアーツ)のだという。

 今のところ、携帯電話端末向けでは、パソコン用ソフトほどの細かい設定はできない。今後は、導入企業に合わせた細かいカスタマイズに対応できるようにしたいとしている。今後登場するWindows Mobile 5.0搭載の新しい機種に対しても動作検証を行っていく方針という。