スペインのパンダ・ソフトウエアの総代理店であるITX イー・グローバレッジ(ITX-EG)は10月12日,パンダのセキュリティ・ソフト新版を3ラインアップで発売すると発表した。パンダ・ソフトウエアは,「TruPrevent」と呼ぶふるまい監視による未知の脅威や不正侵入への対抗技術などに特色を持つベンダーである。

 三つのラインアップ中もっとも多機能な「パンダ インターネットセキュリティ 2007」は,ウイルス対策,スパイウエア対策,迷惑メール対策,フィッシング対策, Webフィルタリング,個人情報漏えい防止,パーソナル・ファイアウォール,TruPrevent――を搭載する。「パンダ アンチウイルス+ファイアウォール 2007」は,そこからWebフィルタリングと迷惑メール対策,個人情報漏えい防止機能を省いたもの。アンチウイルス+ファイアウォールからパーソナル・ファイアウォールとTruPreventを除いた「パンダ アンチウイルス 2007」も用意した。

 2007製品では,「例えばTruPreventでは,未知のスパイウエアの検知能力を強化した」(ITX-EG)。販売方法も一部変更し,1年間に加えて3カ月間および6カ月間使える価格体系を追加し,1本購入すると複数台のパソコンで使えるものとした。アンチウイルス 2007は2台,アンチウイルス+ファイアウォール 2007とインターネットセキュリティ 2007は3台で利用できる(複数台利用は法人を除く)。

 価格は3カ月版,6カ月版,1年版の順にインターネットセキュリティ 2007が2995円,4995円,7995円。アンチウイルス+ファイアウォール 2007は1495円,2995円,4995円。アンチウイルス 2007は995円,1995円,2995円。アンチウイルス+ファイアウォール 2007とアンチウイルス 2007は10月26日にダウンロード販売を開始,インターネットセキュリティ 2007の販売開始は11月下旬である。