富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は10月16日から,米SugarCRMのCRM(顧客管理)ソフト「SugarCRM」の販売を開始する。カスタマイズなども行い,今後3年で5億円の売上を見込むという。

 SugarCRMは米SugarCRM社が開発,販売しているCRMソフトウエア。オープンソース版はソースコードを含めて配布されており,無償で利用できる。商用版は無償版の機能に加えOutlook連携機能や商品管理,レポート機能などを備える。

 富士通SSLは米SugarCRMの日本での代理店であるケアブレインズと代理店契約を結んだ。ケアブレインズはSugarCRM無償版の日本語化パックも開発し無償で公開,日本語のSugarCRMコミュニティの運営も行っている。