マイクロソフトのセキュリティ・チームは10月6日,Windows XP Service Pack1(SP1)用修正パッチ(セキュリティ更新プログラム)のリリースは10月11日が最後になるので,XP SP2を適用していないXPユーザーはできるだけ早急に適用するよう強く勧めている。

 Windows XP SP1のサポートは米国時間10月10日(日本時間10月11日)に終了する。このため同日以降は,XP SP1に危険なセキュリティ・ホールが見つかっても,XP SP1用の修正パッチは公開されなくなる。XP SP1が影響を受けるかどうかも公表されない。

 10月11日には,Windows XP SP1用パッチが少なくても1件は公開されると考えられる。Windows 2000/XP/Server 2003が影響を受ける危険なセキュリティ・ホールが第三者によって発見されており,マイクロソフトはそのパッチを同日に公開することを明らかにしているためだ(関連記事:パッチ未公開セキュリティ・ホールの回避策を公開)。

 しかし10月11日以降は,上記のような危険なセキュリティ・ホールが見つかっても,XP SP1用のパッチは公開されなくなる。マイクロソフトのセキュリティ・チームでは,「11月のリリースまでにService Pack 2を適用することを強くお勧めします」としている。

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