新型カーウイングスを備えた運転席のイメージ
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近隣の飲食店情報が表示される
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 日産自動車は、RSSリーダー機能を実装したカーナビゲーションシステムを、千葉市の幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2006」で展示している。2006年11月に発売予定の「スカイライン」に搭載する予定だ(発表資料)。

 RSSリーダー機能は、同社が提供しているカーナビ向け情報提供サービス「カーウイングス」の新機能となる。同サービスでは、自動車の現在位置を基に、周辺にある飲食店やガソリンスタンドといった商業施設を検索し、カーナビの画面に一覧表示する機能が付いている。一覧から任意の施設を選択すると、その施設に関するガイダンスを音声で読み上げる。データの送受信には携帯電話を使用する。従来はコンテンツ事業者が作成した情報のみを提供していた。

 今回、RSSリーダー機能を追加したことにより、一般のブログなどに書き込まれた、いわゆる口コミ情報を検索して、音声ガイダンスで読み上げることが可能になる。口コミ情報の追加により、提供するコンテンツの充実を図る考えだ。サービス開始当初は、ヤフーやソネットエンタテインメントなど6社と提携し、Yahoo!新着情報、Yahoo!知恵袋、So-netブログなどからコンテンツの提供を受ける予定。

 会場ではカーナビの実機を使い、CEATEC会場の周辺にある飲食店の情報を検索し読み上げるデモを実施していた。