NTTドコモのWindows Mobile搭載端末「hTc Z」。W-CDMAのほか無線LANも搭載するデュアル端末。GSMにも対応し国際ローミングも可能である。フルキーボードの装備も特徴の一つ
NTTドコモのWindows Mobile搭載端末「hTc Z」。W-CDMAのほか無線LANも搭載するデュアル端末。GSMにも対応し国際ローミングも可能である。フルキーボードの装備も特徴の一つ
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 NTTドコモは10月2日,台湾のHTCが開発したWindows Mobile搭載デュアル端末「hTc Z」(写真)を単体で購入できるようにすると発表した。これまで同機は,法人向けにシステム全体で販売していた。そこへ今回,インターネットで申し込みを受け付ける販売方法を加える。

 10月10日15時に受け付けを開始する予定で,1週間程度で届く見込みだという。個人でも購入できるが,NTTドコモの関東甲信越地域でFOMA回線を契約していることが条件。つまり端末の買い増しという形態を採る。なお法人の新規契約などについては,「ケース・バイ・ケースで対応する」(広報部)とする。

 ただし今回の販売対象地域は東京,千葉,埼玉,神奈川,茨城,栃木,群馬,山梨,長野,新潟の各都府県のみ。その他の地域での販売については未定。販売価格は保守サービスの有無で2通りある。24時間の故障受け付けと自然故障の補修費用2年分の保守サービスを付けた場合で6万9800円。保守サービスを付けない場合は6万9300円(いずれも税抜き)。