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「導入順序を提示し、顧客を迷わせない」---米HPのOpenView製品責任者

2006/09/28
矢口 竜太郎=日経コンピュータ
米HPのヤン・マールテン・ヴァン・ドンゲン チーフ・テクノロジスト
米HPのヤン・マールテン・ヴァン・ドンゲン チーフ・テクノロジスト
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 「OpenViewブランドの製品数が多いと言われるが、顧客が迷うことはない。状況に応じて、どの順番で何を導入すべきかを当社が示しているからだ」。米Hewlett-Packard(HP)でOpenView製品全体のCTO(最高技術責任者)を務めるヤン・マールテン・ヴァン・ドンゲン チーフ・テクノロジスト(写真)は、こう語る。

 同社がOpenViewブランドで提供している製品は80を超える。ここ1年半で実施した企業買収16件のうち、10件がOpenViewに関連するものと、さらに拡充中だ。今年7月に買収に合意した米マーキュリー・インタラクティブの製品もOpenViewブランドに加える予定。OpenViewブランドの売り上げは約40億ドルで、世界第5位のソフトウエア会社の売り上げに匹敵する額である。

 OpenView製品群は、大きく三つのグループで構成する。一つ目は、サーバーの監視、ネットワークの監視、パフォーマンス測定など、ITインフラを最適化するための製品グループ。二つ目は運用管理プロセスを支援する製品グループで、運用のベストプラクティスであるITILに準拠した作業支援などの機能を持つ。三つ目がビジネスとの整合性をとるための製品グループ。ITインフラの稼働状況がビジネスにどう影響するかを可視化するものだ。

 HPは、「ITインフラの最適化」から始め、「運用管理プロセス支援」、「ビジネスとの整合性」に進むことを勧める。各段階においても、製品ごとに導入する順番を示している。

 製品の統廃合も進めている。例えば、ITILに基づいてシステムの変更管理や問題管理を実施する「HP OpenView Service Desk」と、買収した米ベレグリンシステムズの製品だった「HP OpenView Service Center」は機能が重複していた。これらは2008年初頭にも、「HP OpenView Service Manager」として統合する予定だ。

 機能が重複していなくても、利便性を高めるために統合するケースもあるという。例えば、トランザクション・テストを実施するためにソフトウエアで大量の疑似トランザクションを発生させる「HP OpenView Internet Services(OVIS)」と、レスポンスの悪化の原因を特定する「HP OpenView Transaction Analyzer(OVTA)」を一つの製品に統合する。「HP OpenView Application Insight(OVAI)7.0」の名称で、米国では11月に出荷開始。日本では次バージョンのOVAI 7.1から投入する計画だ。

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