NTT東日本は9月25日の会見(関連記事)で、同社のIP電話サービスである「ひかり電話」の9月19日から21日の障害に対する、利用者への補償内容について発表した。具体的には、「ひかり電話」基本料金の月額の3日分を減額する。ただし、基本料金の減額以外の補償は、予定していない。

 損害補償については「障害が24時間以上連続すること」が契約約款(やっかん)にある条件だったため、NTT東日本はユーザーに対する補償には応じないとみられていた。「約款には記載されていないが、3日間とも営業時間中に電話が使えなかったことを考慮し、3日分の基本料金を請求の対象外にする」(高部豊彦代表取締役社長)。