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番号ポータビリティ制度の導入で移動通信3社の大競争時代が幕開け

稲川 哲浩=日経ニューメディア 2006/09/21 日経ニューメディア

 NTTドコモとKDDI,ボーダフォンの移動通信事業者3社は,電話番号を変えずに契約事業者を変更できる「番号ポータビリティ制度」の利用手続きを,2006年10月24日に開始する。これまでは電話番号が変わるという理由から,契約する移動通信事業者の変更をためらうユーザーが多かった。しかし番号ポータビリティの導入後は,ユーザーが移行元と移行先の移動通信事業者に対して合計で約5000円の手数料を支払えば,そういった制約がなくなる。

 関係者の間では,約9350万人(2006年8月末時点,以下同じ)に達したユーザーのうち1割程度が,2006年中にも同制度を利用するのではないかとみられているようだ。こうした状況のなかで移動通信事業者3社は,サービスエリアの拡大やデータ通信速度の高速化,アプリケーションやコンテンツの充実などを,この10月に照準を合わせて進めている。

 移動通信業界ではここ数年間,大容量伝送が可能でパケット通信料を安くしやすい移動通信方式「CDMA2000 1xEV-DO Rev.0」(EV-DO)を採用したKDDIが,「着うたフル」など大容量コンテンツの配信サービスを武器に加入者数シェア(市場占有率)を拡大してきた。現在KDDIグループの携帯電話サービスの加入者数は約2624万件であり,シェアは28%となっている。今回の番号ポータビリティの導入に当たっても,KDDIが最もシェアを伸ばすのではないかと予想する声が多い。

 これに対してNTTドコモは,3Gサービス「FOMA」において2006年3月からパケット通信の定額制プランを安価な通話プランと組み合わせられるようにし,同8月にはEV-DO方式と同等の伝送能力を持つ方式「HSDPA」を導入した。それと同時に,「着うたフル」のサービスをHSDPA対応電話機とFOMA対応の一部機種を対象に開始した。さらに今後は,深夜に長時間,高音質の楽曲をダウンロードできるサービス「ミュージックチャネル」を,HSDPA対応電話機向けに提供する予定である。しかしNTTドコモの計画によると,これらのサービスを利用できるHSDPA対応電話機は2007年春まで,「N902iX」の1機種に限られる。

 NTTドコモとKDDIという2強に対して,ソフトバンク傘下のボーダフォン(2006年10月からソフトバンクモバイルに社名変更)は,かつては「周回遅れ」とまで言われた3Gサービス「Vodafone 3G」のエリア強化に全力を注いでいる。3G方式「W-CDMA」に対応した基地局だけでなく,NTTドコモが導入したHSDPA方式に対応する基地局の設置も進めており,2006年10月1日までに主要都市部を中心に6500局のHSDPA対応基地局を開設する。その後は今秋中に9200局まで増やし,対応端末の提供体制が整い次第,主要都市部に限定してHSDPAサービスを開始する計画である。(詳細は日経ニューメディア2006年9月25日号に掲載)

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