NTT東日本は,2日間連続でつながりにくい状態に陥ったIP電話サービス「ひかり電話」について,9月21日も発信を規制していることを発表した。ネットワークの負荷を軽減し,安定した運用を維持するためとしている。

 規制を始めたのは午前9時4分ごろ。まず,ひかり電話から発信し,ひかり電話以外へ着信する通話の規制を開始した。このときの規制率は約20%。続いて,ひかり電話以外から発信し,ひかり電話へ着信する通話も制御を始めた。午前9時40分の時点での規制率は,ともに約50%としている。

【追加情報】15時以降の規制率は,ひかり電話から発信し,ひかり電話以外へ着信する通話が約25%,ひかり電話以外から発信し,ひかり電話へ着信する通話が約10%と発表した。ただし,規制率はその時点におけるおよその数値であり,通話量に応じて適宜変動するとしている。