日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、個人向けノートパソコン「HP Pavilion」シリーズのアピールを目的にしたカフェ「HP Pavilion Cafe」を東京・新宿駅構内に開設、駅を行き交う人々の注目を集めている。
場所はJR新宿駅西口の改札を出てすぐ右手の階段を上った半地下1階。店内にはカフェスペースのほか、合計18台のノートパソコンを設置したタッチ&トライコーナーがある。来訪者は説明員から受け取った専用のUSBキーを挿すことで、30分間、Webサイトの閲覧などでノートパソコンを試用できる。また、試用後のアンケートで「HPオリジナルタンブラー」を受け取れる。来訪者からの要求があれば、製品説明や見積書の用意なども行い、その場での購入手続きも受け付けるという。
カフェスペースではオリジナルのドリンクを販売しているほか、簡単なクイズで「iPod nano」や「小田急百貨店の1万円分商品券」「HPオリジナルタンブラー」などがその場で当たる抽選会を実施している。場所が新宿ということもあり、来訪者は会社員から若い女性まで幅広く、昼休みの時間にWebサイトを閲覧したりする人も多いという。
日本HPによると、HP Pavilion Cafeを企画したきっかけは「ダイレクト販売が中心なので、実際に製品を手にとって試してもらえる機会を設けたかったから」とのこと。Pavilionシリーズは、エンターテインメント性を重視したノートパソコンで、ALTEC LANSING製のステレオスピーカーや、OSを起動せずにDVDやCDを再生できる機能などが特徴。来訪者からは「ただの安いパソコンかと思ったが、触ってみると使い勝手やスピーカーの良さに気付いた」という声が多かったという。
開設期間は2006年9月11日から10月10日まで。毎日午前7時から午後10時までだが、クイズによる抽選やアンケートの実施時間は、午前11時から午後7時30分までとなっている。