NTT東日本の光回線を使うIP電話サービス「ひかり電話」が,午前9時ごろからつながりにくい状況が続いている。影響は同社が管轄する全域の1都1道15県に及ぶ。

 障害の原因は連休明けで一時的に通話が集中したこと。ひかり電話網全体の停止を防ぐために通話量を制御した結果,ふくそうが発生。一部の通信の接続要求が遮断され,つながりにくい状態となった。

 NTT東日本によると,機器の障害などではないため混雑が解消すれば状況は改善する見通し。ただし,14時50分時点では特に変化は見られないという。NTT東日本のひかり電話の契約回線数は6月末時点で約73万。

【追加情報】同日19時59分,NTT東日本はつながりにくい状況からの回復を発表した。回復措置は「ひかり電話の通話の集中が緩和されたことから通話制御を解除」としている。